City Plant Boutique レポート

人との待ち合わせには、待たされるイライラ、暑い・寒いといった環境不満、疲れなどといった不満が付き物です。そこで「癒やされる待ち合わせ場所があると、待ち合わせという体験が豊かになるのではないか」という仮説を検証するための実験を行いました。
その実験イベント「City Plant Boutique」のレポートを以下にまとめます。

来場者属性

この場所を訪れる人々の属性として、20代男性が最も多く、ついで20代女性、30代男性の順で多くの方にご来場いただきました。来場者の約半数は20代と、若年層のご来場が非常に多かった点が特徴的でした。また、男女比率は6:4で男性の方に比較的多くご来場いただきました。

来場者の声

この場所を訪れる人々に参加者に本イベントに参加したきっかけや思い、感想をお伺いしました。印象的だったものを一部ご紹介します。

コラボレーターの声

渋谷の中心でPOPUPイベントをやってみると、たくさんの学びがありました。好立地だからこそ多くの人の目に触れることができ、前を通る方々には「お、なんだろう」と自然と興味をもってもらうことができたと思います。ただし、興味を持った方が店内に入ってくれるところは難しく、特に平日は集客に苦労しました。「この場所に入っていいのか、どんな体験ができるのか」通りがかりの方には伝わりづらかったのかもしれません。

また今回のイベントは周囲の人やブランドに声をかけて、積極的にコラボ・イベントを行なうようにしていました。コラボイベントを行った日は平日の何倍も賑わいがあり、癒やしの空間やプロダクトを楽しんでもらうことができました。

センター街の一等地で、アクセスがいいこの場所を使えるということで興味をもってくれた方も多く、今回の実験をきっかけにCityCampとしても初コラボして繋がりが生まれたことも嬉しい経験でした。

CityCamp 代表 松池恭佑

結果および考察

本イベントにご来場いただいた方々の属性とmineo契約者の属性とを比較すると、大きく若年層に寄っていました。これは渋谷の立地と、若者世代のトレンドである「チル」（気持ちがゆったりする感じ）が今回のイベントのテーマとなっていることが反映されていると考えられます。ご来場者の方々からも、「リラックスできた」「のんびりできた」という声をたくさんいただきました。

本イベントを実施している期間中にクラフトコーラをテーマにしたテレビ番組の放送があり、その中でOFF COLAが紹介されたことで興味を持ってご来場いただいた方々もいらっしゃいました。
渋谷に来る前に来場のきっかけを作ること、つまり「マイラボが待ち合わせ場所として使える」ということを事前に認知してもらうきっかけ作りが本イベントにおいて不足していたと考えています。

まとめ

マイラボ渋谷としては初の実験となった「オフれる待ち合わせ場所」。新しい価値観をもった企業と一緒に空間を作り出す取り組み自体が手探りで、とても学びのある経験になりました。

実際に都会の真ん中に癒やされる空間「オフれる待ち合わせ場所」を作り出してみると、訪れた人々が楽しそうにリラックスしている様子がみられました。普段何気なく選んでいる待ち合わせ場所も、環境を整えることでもっと豊かになるのではないかという仮説は実証できたと考えています。

今回のイベント実施において得られた多くの学びを、今後のイベント運営に活かしていきます。次回以降のマイラボ渋谷でのイベントを楽しみにお待ちください。