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実験イベント

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こどもの「やわらかさ」まで残せる記念撮影

マイラボ渋谷では2022年12月3日(土)より「やわらか記念写真- 赤ちゃんの感触を残す記念撮影」を開催します。今回のコラボレーターは、高強度ゲルと3Dゲルプリンターによるやわらかいモノづくりを研究する山形大学 ソフト&ウェットマター工学研究室。同研究室の先端技術を活用し「赤ちゃんのやわらかさを残す記念写真」という新しい試みに挑戦します。
また、12月25日にはクリスマスにちなみ、パートナーの「やわらかさ」を遠方に転送する実験「会えない2人をゲルがつなげる やわらかテレポーテーション」を実施。大阪の会場にいる参加者の身体の一部を計測し、マイラボ渋谷にて出力する「感触の転送実験」になります。
今まで写真や映像では残せなかった「やわらかさ」を再現することによって、人は何を感じ取り、どんな気持ちを抱くのでしょうか? この実験を通して皆さんに体験していただきます。

やわらか記念写真とは

「やわらか記念写真」とは、やわらかいモノづくりを研究する山形大学 ソフト&ウェットマター工学研究室とマイラボ渋谷が共同で開発した、赤ちゃんの感触を残すための新しい記念撮影です。これまでわが子の成長を記録する方法として写真、動画、手形、似顔絵など様々な方法がありましたが、赤ちゃんの時期特有の「やわらかさ」を残す試みはほとんどありませんでした。

そこで今回の実験では、赤ちゃんのほっぺたなどの「やわらかさ」を計測した後、山形大学の研究する「3Dゲルプリンター」を利用した高強度ゲルで再現し、写真を印刷したパックに封入することで赤ちゃんの感触を残せる「やわらか記念写真」を作り出します。
我々にとっても初めての試みですので、赤ちゃんの「やわらかさ」をどこまで再現できるかは未知数ですが、触れた時の感情を思い出すための新しい記念撮影に興味がある方は、ぜひご参加ください。

『やわらか記念撮影』の流れ

①予約ページから予約
今回の実験には事前予約が必要です。下記の参加条件をご確認いただき、予約ページより必要情報の入力とお支払い手続きをお願いします。

参加条件)
・撮影当日に生後6ヶ月〜2歳のお子さんであること
・当日、撮影時間と受け取り時間両方に、お子様と保護者がマイラボ渋谷へご来店いただけること。
※当日の受け取りが難しい場合は12月24日までであれば別日(但し週末記念撮影日に限る)に変更も可能です

②予約日時に来店
予約した日時に、保護者とお子さんご一緒にマイラボ渋谷にお越しください。

「やわらか記念撮影」を体験
「やわらか記念撮影」として、赤ちゃんの顔の形状を読み取る「3Dスキャン」、ほっぺたのやわらかさを計測する「やわらか計測」、顔の「写真撮影」を行います。撮影時間は30〜60分程度です。計測・撮影の終了後、完成までしばらくお待ち下さい(外出可)。

約3時間後「やわらか記念写真」が完成!
計測・撮影したデータを元に、3Dゲルプリンターを利用した世界に一つだけの「やわらか記念写真」を制作します。撮影終了後、約3時間後からお受け取り可能となります。
※当日の受け取りが難しい場合は12月24日までであれば別日(但し週末記念撮影日に限る)に変更も可能です

参加方法・注意事項

「やわらか記念撮影」は開催期間の土・日のみ参加可能。それ以外の平日は商品サンプルを見ていただける展示のみ行っております。詳細なスケジュールは下記のカレンダーをご覧ください。

料金
・やわらか記念撮影 :1,500円(税込)※要予約
・(平日のみ)展示の観覧 :入場無料

【定員
1日4組まで

【参加時間】
撮影には約30分、受け取りの時間は撮影後から約3時間ほどとなります。以下のうちいずれかのチケットを予約ページからご選択ください。
・10:00 ご来店・撮影/ 14:00 受け取り
・11:00 ご来店・撮影/ 15:00 受け取り
・13:00 ご来店・撮影/ 17:00 受け取り
・14:00 ご来店・撮影/ 18:00 受け取り

参加条件
・撮影当日に生後6ヶ月〜2歳のお子様であること
・当日、撮影時間と受け取り時間両方にお子様とご来店できること
※当日の受け取りが難しい場合は12月24日までであれば別日(但し週末記念撮影日に限る)に変更も可能です

参加にあたっての注意事項
・「やわらか記念写真」の受け取りはできる限り当日中でお願いします。
※12月24日までであれば後日受け取りも可
・予約日時は厳守でお願いします。万が一、遅刻、欠席される場合は事前にご連絡ください。
・今回は実験的な取り組みであり、耐久性等の品質は保証できません。
・お渡し後の補修等の対応は出来かねますのでご了承ください。

『やわらか記念写真』予約はこちら

予約ページ

<12/25開催 クリスマス限定イベント>
遠距離で会えないカップル・家族を対象に抽選3組限定で開催。

12月25日の1日限定で特別イベント「会えない2人をゲルがつなげる やわらかテレポーテーション」を開催します。今回の実験において実施する、形と触感をデータ化し立体のゲルとしてプリントする技術を応用し、遠距離恋愛やコロナ禍における「会えない恋愛」を応援するため、まるでテレポーテーションのように大阪から東京までパートナーの「体の一部」を送信する試みとなります。
遠くにいるパートナーと擬似的にでも触れることができる近未来的な体験は、参加者にどんな感情をもたらすことができるのか。 体験できるのは3組のみとなりますが、一緒に実験に参加する気持ちでぜひご応募ください。

体験の流れ

※実験内容は変更になる場合があります。

①応募フォームに登録(抽選)
今回の実験は事前応募(応募多数の場合は抽選)が必要です。応募条件をご確認いただき、フォームよりご応募ください。

参加条件)
・遠距離恋愛中のカップルまたは単身赴任などで離れて暮らす家族など
・大阪会場、東京会場にそれぞれがご来場いただけること

大阪会場にて「やわらか記念撮影」を体験
「転送する側」の方のみ、予約した日時に大阪会場にお越しいただき「やわらか記念撮影」を行います。撮影後、夕方以降までお待ちいただきます(外出可)。

夕方以降、大阪会場&東京会場(マイラボ渋谷)に集合
夕方以降の集合時間に、大阪、東京の会場にそれぞれが来店。Webカメラで両会場を繋ぎながら、東京会場にてやわらかさを再現した「体の一部」を受け取っていただき、これまでにない不思議なクリスマスを過ごしていただきます。

開催日
2022年12月25日(日)

料金
無料

会場
東京会場 :マイラボ渋谷
大阪会場 :mineo 大阪(大阪府大阪市北区大深町3−1 グランフロント大阪 北館 3階 エナレッジ内)

応募方法
「やわらかテレポーテーション」応募フォームよりご応募ください。
※応募締切 2022年12月23日(金) 23:59
※ 応募多数の場合、抽選とさせていただきます。

【参加条件
・遠距離恋愛中のカップルまたは単身赴任などで離れて暮らす家族など
・大阪会場、東京会場にそれぞれがご来場いただけること


『やわらかテレポーテーション』応募はこちら

開催概要

期間
2022年12⽉3⽇(土)- 12⽉25⽇(日)
場所
マイラボ渋谷
開催時間
10:00〜17:00
定休日
不定休
料金
【平日】入場・展示観覧 :無料 /【土日】撮影 ※要予約 :1,500円(税込)
主催
山形大学
協力
株式会社ミマキエンジニアリング(UVインクジェットプリンタ貸出)、新光電子株式会社(やわらかさセンサー貸出)

コラボレーター

山形大学 ソフト&ウェットマター工学研究室(SWEL)

「やわらかもの・ゲル」に注目し、ソフト&ウェットマター工学の視点で、先端技術の社会実装に取り組む研究チーム。3Dゲルプリンターや3Dフードプリンター、ソフトマターロボ(ゲルハチ公、ゲルクラゲ)など、「知的やわらかものづくり革命」のビジョンを広めている。

協力(UVプリンター提供)

株式会社ミマキエンジニアリング

ミマキエンジニアリングは、産業⽤インクジェットプリンタ、カッティングプロッタ、3Dプリンタおよびそのインク、ソフトウェアの開発・製造・販売・保守を⾏っています。サイングラフィックス、インダストリアルプロダクツ、テキスタイルアパレルの市場に向け、プリント工程のトータルソリューションを提供することにより、お客様に常に「新しさと違い」をお届けするイノベーターを目指しています。

協力(やわらかセンサー提供)

新光電子株式会社

"電子天びん(天秤)・はかり(秤)のメーカー。世界で唯一の技術「音叉式力センサ」を利用した製品を中心に、製造・製薬・調剤・研究・物流・教育など、様々な分野で幅広く使用されています。

協力

株式会社ディレクションズ

新たな世界観を提案することで、社会や企業の課題を解決していくクリエイティブカンパニーです。映像コンテンツは元より、ゲーム開発、体験型イベントのプロデュースから企業ブランディングまで、自由な発想力で社会に貢献しています。

企画・プロデュース

株式会社人間

「面白くて 変なことを 考えている」をモットーに、ジャンルの枠にとらわれないアイデアをつくるWebコンテンツ制作会社。キャンペーン、グラフィック、イベントなど大手企業の広告や、企業や商品のブランディング、Webメディアの運営や記事制作、アートイベントのプロデュースなど、やりたいことはやってみる、やる気のある会社です。

Report

実験レポート

本実験は、高強度ゲルと3Dゲルプリンターによるやわらかいモノづくりを研究する山形大学 ソフト&ウェットマター工学研究室の最先端技術を活用した、まったく新しい試みとして行われました。もともとは医療分野などを想定して生まれた技術ですが、「より幅広いシーンで活かせないか」という想いから、人のやわらかさを記念として残す「やわらか記念写真」という発想が生まれたのです。
やがて変化してしまう子どもの「やわらかさ」を残したいという保護者の願いを叶える、前代未聞の実験のレポートを以下にまとめます。

実験概要

2022年12月3日(土)から12月24日(土)のうち22日間イベントを開催しました。イベント期間中の土曜日・日曜日には、「やわらか記念撮影」を行い、参加者に体験してもらいました。
「やわらか記念撮影」では、赤ちゃんの顔の形状を「3Dスキャン」で読み取り、ほっぺたのやわらかさを「やわらかさセンサー」で計測した後、高強度ゲルと「3Dゲルプリンター」で出力し、赤ちゃんの顔の形とやわらかさを再現。当日撮影した顔写真でゲルを真空パックしてできあがった「立体的な記念写真」を、参加者の皆さんにお持ち帰りいただきました。

実験結果

全体
7日間の期間中「やわらか記念撮影」に30組の家族が参加しました。記念撮影を行った子どもたちは、きょうだいでの参加を含め33人。子どもたちの年齢は0歳6ヶ月〜2歳7ヶ月でしたが、1歳0ヶ月〜1歳7ヶ月の子どもたちがもっとも多く参加していました。

赤ちゃんのほっぺたは、どらやきと同程度のやわらかさだった

33人の子どもたちのほっぺたのやわらかさは、新光電子が開発したやわらかさセンサー「SOFTGRAM」で計測しました。計測された数値を平均すると、赤ちゃんのほっぺたのやわらかさは86kPaとなり、どらやきと同程度のやわらかさであることがわかりました。
なお測定されたやわらかさのうちもっとも高い数値は135kPaで、うどんと同程度のやわらかさでした。反対に、もっとも低い数値は21.3kPaで、かまぼこと同程度のやわらかさという結果が出ました。なお、やわらかさセンサーは表面のやわらかさを測定するもので、実際に指を押し込んだ感触は数値と異なる部分が感触もあり、やわらかさの奥深さにも触れることができました。

アンケート結果
本イベントに参加いただいた保護者の方に、やわらか記念撮影の感想を伺うべくアンケートを実施しました。(商品受け取り時に配布したアンケート用紙による任意回答、有効回答数 29件)

再現されたほっぺたを目の前にすると、思わず笑顔になってしまう

アンケートにて、本イベントの満足感について「とても満足」「満足」「どちらでもない」「不満」「とても不満」の5段階で尋ねたところ、19人(65.5%)が「とても満足」、10人(34.5%)が「満足」と回答しました。評価理由の回答では、『今この瞬間を写真とは異なる形で残すことができた』、『ほかではできない経験だったのが楽しかった』というイベントのテーマへの満足感がうかがえました。
出来上がった記念写真の仕上がりについては、多くの方が『実物の柔らかさに近いと感じた』と回答していました。一方で、ゲルの上にプリント写真のパッケージが貼られる分『実際よりも少し固いと感じた』という回答もありました。
また、実際に受け取った際の気持ちについては、『嬉しかった』『祖父母にも見せたいと思った』という肯定的なものがほとんどでした。

参加者の声

VOICE / 手にした時の気持ち、本物と比べてどうだったか

柔らかさに感動

・本物のようにぷにぷにで幸せな気持ちになれた。
・可愛くて柔らかくて、ほっぺたと似ててびっくりしました!
・娘のほっぺの感触に近く、おもしろいと思った。早く家族に見せたい気持ち。
・頬のやわらかさが思った以上に再現されていて驚いた

子どもの姿を立体で残せて嬉しい

・いざ自分の子の写真で見るとすごく嬉しいです。
・中の柔らかさまで実現できることはないので、すごく嬉しかったです。
・立体になっている感動と、たしかにそれっぽい柔らかさでうれしかったです。

良い記念になった

・かわいいな、ずっと残しておきたい記念になったなと思いました。
・残せる機会がないのでよかった。
・1歳の記念にいい体験になりました!

シワの軽減、触り心地の改善などのクオリティアップによって、サービスが誕生する可能性も

本イベントはあくまで実験的な試みでしたが、「今後サービス化した場合、どのくらいの料金が妥当だと思うか」と問うたところ、51.5%(15票)が2,000〜3,000円と回答しました。また、もっとも低い金額は30,9%(9票)が回答した1,000〜2,000円で、もっとも高い金額は、3.4%(1票)が回答した10,000円でした。本イベントの料金が1,500円であったことから、同等の金額もしくは近い金額が妥当だと感じた方が多かったようです。中には、『クオリティが現在よりも向上した場合、もっと高額でもいいと思う』という意見もありました。
また、サービス化に向けて今回のイベントや作品についての改善アイデアを募ったところ、『真空パックした際に写真に浮かんでしまうシワがなくなるとなお良い』という意見が多く寄せられました。また、パッケージの撮影は現地でスタッフによって行われたため緊張してしまう子どもたちも少なくなく、『事前に保護者が撮影した写真で作成してもらいたい』という意見もありました。

VOICE / イベントや作品についての改善アイデア

写真のシワを軽減させる

・顔周りのシワがやはり気になる。あえてほっぺただけにゲルを入れた方がシワも少なく、顔がわかりやすい気がする。
・シワがもうちょっとできなければうれしい…。でも十分可愛いです。

持ち込んだ写真で作成する

・ベストな写真を持ち込んでやってほしい。
・画像をアップロードしたら出力されるようになってほしい。

表面の質感もリアルに

・赤ちゃんの肌の柔らかさが再現できるフィルムなどが発明されればさらにクオリティが上がると思いました。
・触った感覚が肌のすべすべに近づいたなら、もっとおもしろそうです。

子連れでも訪れやすい場所で開催

・品川など子供がアクセスしやすいところだといいな♪
・渋谷という立地は良かったが、センター街は子連れではあまり行きたくないところなので、ショッピングモールの中などだと良かった。

赤ちゃんのやわらかさで残したい部位、第1位はほっぺた

今回のイベントでは赤ちゃんのほっぺたのやわらかさを計測し3Dゲルで再現しましたが、「赤ちゃんの身体のうちやわらかさを残したい部位」を1位から3位まで尋ねたところ、やはり「ほっぺた」が27票とダントツの1位を獲得しました。次いで多かったのがふともも(16票)で、その次に多かったのがにのうで(12票)でした。

成長とともに筋肉がつき身体がスリムになっていくと、赤ちゃん特有のやわらかさはなくなっていくもの。この時期ならではの肉付きのよさが感じられる部位を残したいと思う保護者が多いようです。

また「そのほかに3Dゲルで作ってみたいものはあるか」という問いでは、やわらかさを好みに合わせられるぬいぐるみや、ペットの肉球のやわらかさを再現したもの、世界一気持ち悪い触感を再現したものなど、自由な発想が多数寄せられました。

VOICE / 3Dゲルで作ってみたいもの

まくら、クッション

・首枕
・枕
・おしりクッション

おもちゃ

・やわらかい立体パズル
・立体人形
・好みの柔らかさでぬいぐるみ(ストレス解消目的)

ペットの肉球

・犬の肉球
・わんちゃんや猫ちゃんのぷにぷに肉球

その他

・釣りのワーム
・足に合った靴のソール
・食品の模型
・世界一気持ち悪い触感を再現

やわらかテレポーテーション

2022年12月25日(日)には、クリスマス特別企画「やわらかテレポーテーション」を開催。想定していた遠距離カップルや夫婦での応募はありませんでしたが、「10年来の元同僚」のお二人にご参加いただきました。

■ 参加者
女性用下着の販売の会社にて「10年来の元同僚」だったお二人。大阪から参加した「ゆーみん」さんは現在も同会社に勤めており「いつかバストの柔らかさを表現したい」という夢を持って本企画に応募したそうです。当日は大阪の会場にて、予定していた「くちびる」のやわらかさを計測した後、本人の希望で「バスト」「二の腕」のやわらかさもセンサーで計測。東京で待つパートナーと、出力した3Dゲルを介してやわらかさの共有を楽しんでいました。

■ 転送した部位
・くちびる(形状、やわらかさ)
・バスト(やわらかさのみ)
・二の腕(やわらかさのみ)

参加者の声

自分の体を送った感覚になった。

画面越しに色んな人に触られている様子を観て、まるで自分が触られていていりような恥ずかしい気分にもなりました。

胸を再現する夢が叶った。

胸のやわらかさを、実際に触る以外に表現したいと思っていたので実現してもらえてよかった。

一層会いたくなった。

体験してみるとより会いたい気持ちになりました。実際に会って、パートナーのやわらかさを再確認したいと思いました。

やわらかさを数値に残しておけるのはサービスになるかも。

若いときのバストのやわらかさを測って、残しておいたりできると面白そうだと思います。

コラボレータの声

今回の実験について『赤ちゃんの頬のやわらかさを3Dゲルプリンターで再現して感触を残すという画期的な取り組みとして注目を集めている』と報道している3Dプリンター業界の記事を見つけました。他にも『孫たちの写真を撮ってやりたい』『医学分野では、例えば内科の触診モデルにもできますね』『ペットの肉球もできそう』といった声もいただいています。たくさんのうれしい反響に応えるべく、研究開発や商品化に邁進いたします。

山形大学 ソフト&ウェットマター工学研究室(SWEL) 古川 英光

まとめ

今回の実験では、愛しい我が子や大切なパートナーのやわらかさを作品として残すことで、まったく新しい記念撮影の形を参加者に提案することができました。
人の身体のやわらかさは成長や老化によって少しずつ変化していくもの。どんなに愛おしいと思っても、その質感を保ち続けることはできません。しかし、近い感触を3Dゲルに残すことで、作品にふれるたびに当時のやわらかさをリアルに思い出すことができるようになるのではないでしょうか。
実際に体験した方々からも『やわらかさを残すことができてよかった』という肯定的な声が多数集まりました。もしかすると近い未来には、記念写真は立体的に残すことが一般的になっているかもしれません。

メディア掲載実績

●新聞
日刊工業新聞『赤ちゃんのほっぺ、3Dゲルでやわらかさ再現 山形大など実証』(2022/12/6)
山形新聞『わが子のほっぺ もちもち保存』(2022/12/24)
日経MJ『やわらかいって素晴らしい』(2023/1/20)

●Webメディア
よろず〜ニュース『赤ちゃんのほっぺを再現した「やわらか記念写真」誕生!! 渋谷で高強度ゲル企画を開催』(2022/12/11)
ShareLab『ゲル3Dプリントで人体の柔らかさを再現する「やわらか記念写真」を実施 ― 株式会社人間、山形大学』(2023/1/4)

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Access

  • 施設名:マイラボ渋谷
〒150-0042
東京都渋⾕区宇⽥川町21-9
渋⾕平和クワトロビル mineo渋谷1F
  • 各線渋⾕駅より徒歩2分
  • 営業時間/10:00〜20:00(不定休)
    ※開催イベントにより変動あり
  • 料金/イベントによって変動あり

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