Event
ポップアップ

ここは かもしれない。

Read Report

渋谷の中心で、潜在願望を叫ぶ七夕イベント

マイラボ渋谷では、2024年7月5日(金)から7月11日(木)の7日間『DENPAto 実験七夕 聞かれなかったから言わなかった願いごと展』を開催します。このイベントではこれまで誰にも伝えず、半ば諦めていた本当に願いごと「潜在願望」に注目。願いごとを叫ぶという行為を通して、自らの夢や理想に目を向けるイベントです。

コラボレーターは、モバイル通信を活用した新規事業創出プログラム 「DENPAto supported by mineo」。人々の抱える潜在願望に、「IoX(Internet of 何か)」がかけあわさった、あっと驚く未来を作り出したいという思いで開催します。

マイクの前で「本当は◯◯◯したい!」と本心を叫んだとき、あなたはどんな顔をするのでしょう。またその声をきいて、誰かが一歩踏み出す勇気をもつかもしれません。

なお、7月5日(金)にはDENPAtoプログラムを紹介するトークイベント「DEPAto Kickoff Event DENPA tonight – 愛され電波のつくり方-」を渋谷QWSで開催します。(事前予約制)

【展示イベント】DENPAto 実験七夕 聞かれなかったから言わなかった願いごと展

本イベントでは自分のしたいことや、会いたい気持ちなど、勝手に叶わないと思いがちな願いを叫んでいただきます。マイクの前で「本当は◯◯◯したい!」と大声で願いごとを叫ぶと、その時の表情が印刷された「聞かれなかったから言わなかった短冊」がプリントされ、改めてその願いと向き合っていただけます。

本音の願いごとを叫んで撮影『Yell Selfie / エールセルフィー 実験七夕ver.』

願いごとをメガホンに向かって叫ぶと、その声援がカメラのシャッターの合図に。最大音量の瞬間を切り取った写真がプリントされ、思い出の品として持ち帰りできる「Yell Selfie / エールセルフィー」が実験七夕ver.になって設置されます。また、叫んだ瞬間の映像も、会場のサイネージにて発信されます。

聞かれなかったから言わなかった短冊

願いごとを叫んだ顔が印刷された短冊に、自らの潜在願望を書いていただきます。

同時開催】DENPAto プログラム紹介展示

企業・個人のビジネスアイデアと、オプテージの通信インフラを組み合わせることで、「IoX(Internet of 何か)」を共に創る新規事業創出プログラム「DENPAto(でんぱと)」は、昨年10月に開始以降40件を超える応募があり、現在事業化に向け全国のインキュベーション施設と連携・運営し、新規事業創出を支援しています。そこで本プログラムに集まった「通信を使ったビジネスアイデア」を紹介する展示会を開催することといたしました。この機会に新しい通信をつかったアイデアをご覧ください。

◆展示内容
・~通信×女性~ トイレの個室で生理ナプキンが無料で受け取れるサービス「トレルナ」
・~通信×見守り~ AI見守りスピーカー 

【トーク&交流会イベント】DEPAto Kickoff Event DENPA tonight – 愛され電波のつくり方-

<7月5日(金)事前予約制>
通信を使った新しいサービスについて学び、考える交流イベント

7月5日(金)はDENPAtoプログラムを紹介するトークイベント「DEPAto Kickoff Event DENPA tonight – 愛され電波のつくり方-」を渋谷QWSで開催します。

通信をつかった新しい事業をお考えのビジネスパーソンや、パートナーをお探しのスタートアップ、クリエイターの方々など、こぞってのご参加をお待ちしております。なお、本イベントは事前予約制となっています。応募条件をご確認のうえ、フォームよりご応募ください。

イベント概要

【開催日】2024年7月5日(金)19:00~21:30(18:30受付開始)
【料金】無料
【会場】SHIBUYA QWS 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2丁目 渋谷スクランブルスクエア 15F
【定員】先着50名
【応募方法】応募フォームよりご応募ください。
https://present.eonet.jp/mineo24062001/

※応募締切 2024年7月4日(木) 23:59迄
※定員に達し次第受付を終了させていただきます。

タイムテーブル

  • 18:30〜 受付開始
  • 19:00〜 スタート
  • 19:05〜 DENPAto概要説明
  • 19:30〜 【TALK1】『通信を使ったアイデアのつくり方 』
  • 20:00〜 【TALK2】『愛される電波のつくり方 』
  • 20:40〜 交流会スタート
  • 21:00〜 中締め
  • 21:30〜 終了

※当日の進行状況により一部変更する場合があります。

【TALK01】『通信を使ったアイデアのつくり方 』

TALK01では、ものづくり・クリエイターの藤原 麻里菜 氏、tettou771氏をお招きし、アイデアの生み出し方や、アイデアを形成する過程について紐解き、親しみやすい通信サービスを生み出すヒントを探ります。

登壇ゲスト

株式会社無駄
藤原 麻里菜 氏
1993年生まれ。コンテンツクリエイター、文筆家。頭の中に浮かんだ不必要な物を何とか作り上げる「無駄づくり」を主な活動とし、YouTubeを中心にコンテンツを広げている。2013年からYouTubeチャンネル「無駄づくり」を開始。現在に至るまで200個以上の不必要なものを作る。2018年、国外での初個展「無用發明展- 無中生有的沒有用部屋in台北」を開催。25,000人以上の来場者を記録した。「総務省 異能vation 破壊的な挑戦者部門 2019年度」採択。Forbes Japan「世界を変える30歳未満の30人」 2021年入選。

tettou771 氏
ハードウェア / ソフトウェアエンジニア。3Dプリントやプログラミングが好き。きっちり作る派。猫を飼っている。

【TALK02】『愛される電波のつくり方

TALK02では、実際に通信を利用したサービスを展開されている、シーマン人工知能研究所 斎藤由多加 氏と、MUSVI株式会社 阪井祐介 氏をお招きし、便利なだけではなく人の心に寄り添った通信サービスへの想いについてお話を伺います。

登壇ゲスト

シーマン人工知能研究所
斎藤由多加 氏
1962年生まれ。東京都出身。早稲田大学理工学部卒業後、リクルートに入社。在職中に制作したビル経営シミュレーションゲーム「ザ・タワー」が世界中でヒット。退職後に起業し、1999年に育成シミュレーションゲーム「シーマン~禁断のペット~」をゲーム大手・セガ・エンタープライゼス(当時)の家庭用ゲーム機「ドリームキャスト」向けに発売し、社会現象となる大ヒットを記録した。日経BP社ベンチャー・オブ・ザ・イヤー最優秀若手経営者部門賞、文化庁メディア芸術祭デジタルアート(インタラクティブ)部門優秀賞など受賞多数。

MUSVI株式会社 代表取締役 / Founder & CEO
阪井祐介 氏
1999年ソニー入社から20年以上にわたり、距離の制約を超えて”あたかも同じ空間にいるような”自然なコミュニケーションを可能とする「窓」の実現に向けて、認知心理学、建築、インタラクションデザインの観点から研究開発を行う。2019年よりSRE AI Partners(株)において、人と人、空間をつなぐコンサルティング事業を、オフィス、医療・介護、教育、地域創生等の幅広い領域で展開。2022年にMUSVI株式会社を創業し「窓」のさらなる社会実装を進める。趣味は、ヨット、合気道、放浪。

7/5(金)DENPAtonightの参加は応募フォームよりご応募ください。

https://present.eonet.jp/mineo24062001/

開催概要

期間
【展示】7/5(金)〜7/11(木)【トークイベント】7/5(金)
場所
【展示】マイラボ渋谷 / 【トークイベント】SHIBUYA QWS
開催時間
【展示】11:00〜19:00 / 【トークイベント】18:30開場・19:00開始
定休日
不定休
料金
無料
主催
DENPAto supported by mineo
協力
-

コラボレーター

DENPAto supported by mineo

通信で未来をつくるMVNOファクトリー。このプログラムは、通信キャリアであるオプテージと、あなたのビジネスをコラボレーションすることでワクワクする・今までにない・あっと驚く未来の「IoX(Internet of 何か)」を共に作るものです。あなたの事業に通信が合わさることでどんな新しい未来が描けるか?一緒に通信を掛け合わせた未来を実現するプレイヤーを募集します。もちろん私たちも並走します。DENPA to(電波と)つくる未来DENPA が向かう(to)未来を一緒に描きませんか?

企画・プロデュース

株式会社人間

「面白くて 変なことを 考えている」をモットーに、ジャンルの枠にとらわれないアイデアをつくるWebコンテンツ制作会社。キャンペーン、グラフィック、イベントなど大手企業の広告や、企業や商品のブランディング、Webメディアの運営や記事制作、アートイベントのプロデュースなど、やりたいことはやってみる、やる気のある会社です。

HYTEK INC.

非言語の越境コンテンツが集積するテックエンターテインメントレーベル。 “HY”は人々を熱狂させるという俗語”HYPE”に、”TEK”は”TECHNOLOGY”の 略語として1990年代に米国の音楽プロデューサーが使用した俗称に由来。 世界に認知されていない「ハイテク」な技術を、クリエイティブとPRの力で「言語の壁を超えた」エンターテインメントコンテンツへと昇華し、その魅力を世界中へと発信する。設立後間もなく文化庁メディア芸術祭, Asia Digital Art Award, The Webby Awards, ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS, ADFESTなどを受賞し、イノベーション・デザイン・アート・広告の領域を超え国内外での評価を得ている。

HAKUHODO I-STUDIO Inc.

博報堂アイ・スタジオは、オウンドメディアを中心に、データを起点としたマルチタッチポイントでの顧客体験(CX)設計とUIデザイン、企画制作、テック活用、システム開発、PDCAマネジメント運用までをクロスボーダーで提供することで、クライアント企業の「ブランド創造」と「顧客創造」に貢献するデジタル領域のスペシャリスト集団です。また、蓄積したノウハウからイノベーションを吹き込み最適なクリエイティブを提供する研究開発と新たなビジネスを生む自社事業にも積極的に取り組んでいます。

Report

実験レポート

本実験は、通常の七夕とは違い「誰かから聞かれない限り言わなかったようなことを思い浮かべる」「大きな声で願いごとを叫ぶ」という行為を以て、半ば諦めていた本当の願いごと「潜在願望」に目を向けられるのではないかという仮説から行われました。

これは、コラボレーターである 「DENPAto supported by mineo」が「DENPAto(電波と)つくる未来、DENPAが向かう(to)未来をともに描く」というコンセプトのもと、モバイル通信を活用した新規事業創出を支援する取り組みを行っていることを踏まえ、新規事業のアイデアやヒントとなる潜在的な欲求や悩みを集めることを目指したものとなります。この7日間のイベントを経て、一体どんな結果が出たのかまとめてみました。

実験概要

2024年7月5日(金)から7月11日(木)の7日間で体験&展示イベントを開催。参加者はマイラボ渋谷に設置された「Yell Selfie 実験七夕Ver.」の前に立って「本当は〇〇したい!」という内なる願望を叫びます。叫んでいる様子はYell Selifieに内蔵されているカメラで撮影されており、自動で生成された動画がとなりに設置された液晶ディスプレイに表示されます。また最も音声が大きい瞬間の表情が印刷されたカード型の短冊がプリントされ、参加者はその短冊に叫んだ願い事を記入し会場の笹の葉にかけます。

実験結果

集まった願いごとについて

7日間の期間中に計96人分の願いごとが集まりました。その願いごとを系統に分け、一部抜粋してご紹介いたします。
※一部固有名詞などがあるものは軽微な調整をしています。

集まった願いごと

◯◯したい系

・エアコン付けっぱで寝たい
・炭水化物食べたい
・娘ともっと遊びたい
・リクライニング全部倒したい
・サーフィンに挑戦したい
・牛乳風呂に入りたい
etc.

◯◯が欲しい系

・100億円ほしい
・ガチャでいいものとりたい
・おうちでシャチが飼いたい
etc.

◯◯なりたい系

・ギャルになりたい
・ゲームの主人公になりたい
・ショートスリーパーになりたい
etc.

推し活系

・推しに会いたすぎる
・ファンサしてもらいたい
・推しと結婚したい
etc.

恋愛系

・同期に復縁してほしい
・アナウンサーと付き合いたい
・復縁したい!
etc.

その他、意味が気になる願いごと

・早く引退したい
・もどりたい
etc.

いかがでしょうか、自分や友達などの顔を思い浮かべていただければわかると思うのですが、「牛乳風呂に入りたい」や「ギャルになりたい」や「おうちでシャチが飼いたい」など、まさに“聞かれなかったから言わなかった”ような願いごとが多く集まったと感じております。そのような、普段は人に言えないような願望だからこそ、まだ世の中にはないサービスやコンテンツに繋がるヒントになるかもしれません。

【トーク&交流会イベント】
DEPAto Kickoff Event DENPA tonight – 愛され電波のつくり方-

また本イベントの開催初日、通信をつかった新しい事業やアイデアの作り方に触れるトークイベント「DEPAto Kickoff Event DENPA tonight」を渋谷QWSで開催しました。本イベントは、これから新しいサービスや未来に繋がる通信の可能性についてゲストや参加者と共に学び考えるイベントです。テーマに「愛され電波」と掲げたように、通信サービスにある温かさや人と人との交流を促すような体験作りに注目してゲストに登壇いただきました。

TALK1『通信を使ったアイデアのつくり方 』では、株式会社無駄の藤原麻里菜さんと、tettou771さんにご登壇いただきました。お二人はマイラボ渋谷で開催のイベント『ミュ〜ダと役に立たない夏休みの工作』においても、DENPAtoとのコラボ作品として“通信を利用した作品”の制作にも挑戦していただいたいただいたクリエイターです。普段から電子工作とインターネットを組み合わせた作品を生み出しているお二人が、通信をどのように捉え、人々の楽しい体験につなげていったのかアイディエーションの段階を中心に語っていただきました。

TALK2『愛される電波のつくり方 』では、シーマン人工知能研究所 斎藤由多加さん、MUSVI株式会社 代表取締役 / Founder & CEO 阪井祐介さんにご登壇いただきました。斎藤さんはドリームキャスト「シーマン」の開発秘話に絡めながら、人々が体験する1つ1つに戦略や深い考えがあることを語っていただきました。また、MUSVIの阪井さんは実際にテレプレゼンスシステム「窓」を使用してニューヨークのお知り合いに繋いでいただき、低遅延であることや音の臨場感を体験しながら気配を感じられる通信について熱く語っていただきました。

まとめ

普段は他人に言う必要がないと思い込んでいる悩みを引き出す、という難しいお題でしたが、七夕というフォーマットと「Yell Selfie」の力を借りることで、参加者が楽しく願望を叫んでいるのが印象的でした。

また、自分で願いごとを叫ばなくても、誰かが吊るした短冊を読むことで共感できる部分もあったのではないでしょうか。口に出すまでもない、みんなの共通の悩みや願望にこそ未来のサービスのヒントが隠れているはずです。これからもマイラボ渋谷では様々な方法で皆様との対話の機会を創出していきたいと思います。

イベント一覧へ

Access

  • 施設名:マイラボ渋谷
〒150-0042
東京都渋⾕区宇⽥川町21-9
渋⾕平和クワトロビル mineo渋谷1F
  • 各線渋⾕駅より徒歩2分
  • 営業時間/10:00〜20:00(不定休)
    ※開催イベントにより変動あり
  • 料金/イベントによって変動あり

Contact

イベントの内容・取材などのお問い合わせ